引き戸の弱点

玄関引戸は鍵屋が相談されやすいタイプの扉です。
よくある相談が「今使っている鍵で大丈夫なのか心配」というものです。
築10年以上経っている住宅のお客様から特にそのように言われます。

引き戸の弱点はなんといってもガラス部分です。特に古い引き戸でガラスがはめ込まれているタイプのものが空き巣を呼び込みやすいです。

また、戸と戸が重なり合っている中心に鍵がついているタイプだとその隙間に道具を差し込んでむりやりこじ開けて侵入するという手段が可能になります。

引き戸のお宅は錠破りやサムターン回しに対して重点的に対策をしておく必要があると言えます。

扉の様式によってどのカギをつけるかは変わってきますが、カバ社の引戸錠などは不正解錠にも耐えられる防犯対策が施されたものになります。

引き戸をまるごとリフォームしなくてもこのような性能の高い鍵に交換しておくだけで十分防犯を強化することができます。
また、ガラスが気になるのであれば防犯ガラスに交換するのもいいでしょう。
このように部分部分を交換することで十分泥棒に対しての抑止効果となりえます。性能のいい鍵をつかっていると泥棒はその鍵をみただけでその家は避けるようになるでしょう。

 

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